玉置浩二の素晴らしさは、あの哀しい目

 玉置浩二の歌は胸をうつ。歌詞、声で心に迫ってくる。心が動く。でも歌と共にその表情を見た時、その哀しい目が私をとらえて離さない。なんて哀しい目をしているのだろう。いったいこの人は何を見てきたのだろうと。わしづかみにされるのだ。

 私にとってそんな歌手は他にいない。全身で歌いかけてくる。あの哀しさは何なんだろう。考えながら気がつくと歌にからめとられている。哀しく心地よく。