福岡の人は親切 良きものをすすめてくれる 会ったばかりの見ず知らずの私に

博多に着いてまず何をしたか。髪を染めた。 もう15年近く髪を染めている。白髪をカラーしているのだ。両親とも白髪だった。バタバタと東京から博多まで来るには来たが、髪の根元からはや白いものがでているのが気になって仕方がない。ずーっと気になっていた…

生まれて初めての福岡県への旅 それは母が生まれた場所を訪ねる旅

母がなくなってもう30年はたつだろうか。最近よく、昔母が言っていたこんな言葉を思いだすのだ。「お父さんは手先の器用な人だった。魚をとる網を自分で修理していた」。母の父親は漁師ではない。軍人だったとしか聞いた記憶がない。その言葉からは母が父親…

大分県の菅かまぼこ店の孔雀は飛ばない でも美しくキシキシ美味しい 続き 2

gaめばるの桑原政子さんには、3時頃に伺うと一番最初の電話では約束してあったのに、もう4時近い。そもそも菅かまぼこ店さんを出発したときが、すでに遅れていた。レンタカーを借りる手続きに時間がかかり、結局最初の時間の見積もりの甘さが大きくひびいて…

大分県菅蒲鉾店の孔雀は飛ばない でも美しくキシキシ美味しい その 続き1

のに、地図を見ながら進んでいるのに目的の店につかない。途中のガソリンスタンドで聞く。もう大丈夫と思ってすすんでもやっぱりつかない。時間はどんどん過ぎて行く。この私が頼んで話を聞かせて下さいとお願いしているにもかかわらずだ。一度通った道は覚…

大分県菅蒲鉾店の孔雀は飛ばない でも美しくキシキシ美味しい

世界の料理を仲間と作っている。何にするかは私の気まぐれだ。時に日本の料理も登場する。今までだと例えば、あんみつ、棒鱈、からしいなりといなりそば、くるみののり巻きなど。今回かまぼこを選んだ。理由は、農文協の「大分県の食事」という本の中で昔の…

輝く大阪のおっちゃん

結局大阪に何年通っただろう。いろんな所に行った。いろんな美味しいものを食べた。 でも今思い出すのは決まって一人のおっちゃんなのだ。12時頃伊丹空港から電車に乗り梅田駅の改札で友人と待ち合わせをしていた。駅に着き改札に向かって歩いている時、駅員…

世界の料理は穏やかで美味しいよ

世界の料理を作っている。そういうとからい味でしょう?きつい匂いでしょう?と返事がかえってくることがある。いいえ、穏やかで優しくて時々懐かしいのです。味覚は個人差があるので、合う味の時もあれば、そうでない時もある。その一喜一憂より、総じて穏…